今週末は、アンカレジから車で1時間くらいのところにあるワシーラに行き、友達の家に泊まった。フェアバンクスからワシーラまでは、Alaska/Yukon Trailsを使う。夏の間だけフェアバンクスからアンカレジまでのバス(人が少ないときはシャトルバン)を運行をしている会社で、小さい会社のように見えたので少し心配していたが、ちゃんと時間通りに来たのでよかった。運転手さんは、普段は小学校のバスを運転している人で、夏の間だけこの会社でバイトしているという。フェアバンクスからワシーラまでで、99ドル。
途中でHurricane Gulchという場所で休憩する。とても深い谷で、風が吹き抜けていた。
ワシーラに住む友人と一緒にエクルトナの正教会に行く。エクルトナは、ワシーラとアンカレジの間にある、デナイナ・アサバスカンの村であり、今年の夏、ここで大きなパウワウが開かれた。エクルトナの正教会は、grave houseが有名な場所。ロシア正教がデナイナ人たちに受け入れられたとき、埋葬したあとに小さな家を建てるのが習わしとなった。これはおそらく、土着の習慣がキリスト教的な埋葬方法と交わった結果であり、興味深い。この教会は観光スポットらしく、お土産屋さんもあったが、今回行ったときには閉まっていた。
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エクルトナの墓地小屋 |
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エクルトナの旧教会 |
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エクルトナの教会。デナイナ語の看板もある。 |
この写真は、ワシーラの郊外に住む友人の家近くでイヌの散歩をしたときのもの。 まだ、紅葉が残っていてかなり美しい。秋の終わりであったが、ここ2、3日は暖かくて、過ごしやすかった。
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ヘラジカの舌。もちろん食用 |
猟期が終わったばかりということもあり、ヘラジカをたくさん食べる訪問となった。上の写真はヘラジカの舌。下の写真は、ヘラジカのアバラ骨をソースに絡めて、オーブンで焼いたもの。
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ヘラジカのあばら骨 |
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ヘラジカのアバラ肉と野菜炒め |
ヘラジカのアバラ肉は本当に絶品。甘辛いソースととろけるような油が絶妙にからんで、高級なすき焼きを食べているような感覚さえした。 友人の親御さんは、元・調理師であり、いつも遊びに行くとおいしいご飯を食べさせてくれる。以前、私がよく行く内陸アラスカの村では、エルダー・ヌトリション・プログラム(古老への無料配食サービス)があって、連邦政府のお金を使って、猟師と調理師を雇っていたという。猟師たちはブッシュに出かけて行き、獲物を持ち帰り、それを調理師が調理する。友人の親御さんは、調理士として、ビーバーやヤマアラシなどの肉をどのようにおいしく調理できるものか悩んだのだという(ちなみに友人の親御さんは非—先住民)。
A beautiful photograph !!!
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